出会い そして再会

 

私がシティーハンターと出会ったのは、まだジャンプに連載していたころ。

毎週続きが楽しみでしょうがなかった。単行本も21巻まで買い揃えたんだけど、

ナゼかアニメはほとんど見ていなかった。というか、記憶にない。スペシャルも映画も。

その頃はあまりテレビというものを見ていなかったんだろうか・・・。

一体なにをやっていたのだ、私は! ・・・と、今の状態なら自分が許せませんな。

キャッツ・アイは見てたのよ。杏里の唄も大好きだったし、よく歌番組にも出ていたから。不思議ねぇ。

小学生の頃から声優 神谷 明 さんの大ファンで、毎週オールナイトニッポンのしかも3:00からの二部を、

眠い目を擦りながら聞いていたものです。北斗の拳もキン肉マンも見てたよ。うん。弟と一緒にね。

NHKの人形劇『プリンプリン物語』でも神谷さん、準主役だったし。ボンボン、という名前の。(笑)

なのに、どうしてシティーハンターを見ていないのか・・・。謎です。

 

そして数年前、文庫が発売された時に、キャッツアイとシティーハンターを全巻揃えました。

読み返してみると私の記憶は、二作とも最終回まであと数話、というところで途切れているのです。

これも謎だわ。だから、CHの最終回は文庫で初めて読んで感動の涙を流したのですよ。

そして続きが読みた〜いってことで古本屋を廻り、ジャンプJ BOOKSのノベル5冊をゲット!

だけど、これじゃあ物足りん!もっとラブラブはないのか???

そしてインターネットで検索すると、あるわあるわ・・・・・・・・・・・・・・・・。

たどりついた先で今は無き、夢路さまのサイトで私は昇天しましたね。ええ。

そりゃもう、すんごいサイトだったんですよ。自作も盛りだくさん、投稿ブツも100作品以上あって。

それから毎日のようにネットカフェに通い、他の北条先生の文庫、RASH!!、こもれ陽〜、F.コンポ と買い漁る日々・・・。

2000年秋には自分のPCをようやく購入し、毎日サイト廻りをしていたのですよ。その頃は無職だったし。

もう、何をやっていても頭の中はCH。夢の中もCH。生活スタイルがCHを中心に回り始めるものなのですね。

それはそれは麻薬のように恐ろしく、底なし沼のように引きずり込まれ、ミイラ取りがミイラになるってくらいハマっていました。

夢路さんのサイトに最初に投稿したのがきっかけでどっぷり浸かってしまった禁断の世界。オタク、という言葉を初めて理解した気がしました。

これは俗に言う中毒症状かも知れませぬ。

切れると禁断症状がでるだろうなぁ。そんな日はこないことを切に祈ろう。