Don't  Worry

〜 20000 hits 記念 〜






永遠とも思われる闇と時間を切り裂いたのは

一番会いたかった人の声。





『香!』










殴りあう音と銃声

怒声と耳を劈く破壊の音

何人もの慌しい足音





ふらつくあたしを抱えあげて

外へと連れ出してくれたのは

信頼のおける友人。





あたし・・・

まだ夢を見ているの?










バリバリバリ―・・・

轟音と旋風を巻き起こして飛び立つ一機のヘリ。





『撩!』

『判ってるよ! 誰が逃すか!!』










ドオォォーン・・・!




あ〜ん、かっこいいよ〜








タンクを撃ち抜かれたヘリは爆音と熱風を引き起こし

あたしの前から消えていった。










『フン! お前にしちゃあ、手間取ったじゃないか』

『うるせ〜、タコ! 』





いつもの会話

いつもの空気

あたし・・・帰ってきたんだね





『もう大丈夫だろう』



ほらよ、という声と共に大きな身体から

温かい身体へと担ぎなおされた。

背中を撫でてくれる大きな手が

心地よくて

囁くように名前を呼んでくれる声が

体にしみて

夢じゃないってことが嬉しくて・・・





堪えていた涙が零れていく。





やっと帰ることができた。

あたしの居場所に・・・








<End>







<管理人のあとがき>

みなさまのおかげで当サイトも 20000Hits を迎えることが

できました。感謝、感謝でございます。

これは、愛しの紗栄子さまよりお涙もののイラストを頂きまして

ムツゴロウが超短い駄文をつけたものでございます。

しかも、カラーも頂き、尚かつバナーまで作って下さいました。

もうもう、紗栄子さまには足を向けて眠れませんわ。

カラーバージョンもみる?  もちろん





◇◆◇◆◇◆◇




 撩  「もう2万hitsかあ。すげえな。」

 ムツ 「そうなのよ〜。これもひとえにCHファンの皆様の

     愛のおかげだよね。うっうっう・・(T_T)」

 撩  「主役のオレ達にも感謝しろよ。」

 ムツ 「(チッ!) 嫌味ったらしく言わなくても わかってるわよ。

     感謝しても し足りないくらいだわ。(カオリンに)

 撩  「んじゃさ、近いうちに・・・(ごにょごにょ)

 ムツ 「な、なんだって???」

 撩  「ってことで、ヨロシクな。」

 ムツ 「おいこら! 待て〜〜!!」





さて、私は何を約束させられたのでせう。

あ・・・頭痛い・・・